各種設備管理
建物の設備を安定的に、長期間稼働させるためには、
日々の管理業務が重要です。
設備機器装置の保守・点検管理
建物の設備は、快適性や安全などといった、ビルの価値を左右する重要な要素です。
これらの設備を常に最良の状態に維持し、効率的に運転させるためには、日常的な管理や定期的な保守点検が欠かせません。これらの管理、保守点検を行うためには、それぞれの設備の関連法に定められた資格と専門的な技術・知識が必要となります。
当社は、多数の専門技術者・設備資格者を擁する技術者集団として、ビルの機能や状態に合わせた高度で適切な設備管理サービスをご提供します。
設備の寿命を延ばす予知保全で、修繕コストを削減
長期間にわたり使用する設備には、補修がつきものです。しかし、不具合が生じてから補修する「事後保全」では、施設利用者に不便を与えるだけでなく、修繕コストがかさみ、設備寿命を縮めることにもなり、場合によっては設備更新の必要性が生じることにもなります。
そのため、不具合を発見してから処置を施す「事後保全」ではなく、不具合が生じる前に、予防措置を事前に施す「予知保全」を心がけ、適切な修繕を行うことが大切です。そうすることで、結果的に修繕コストの削減につながります。
予知保全
予知保全を行うには、日常点検や定期点検により建物の機能や性能、劣化の状態を常に把握しておく必要があります。そして、更なる劣化の状態を予測した上で予防措置を事前に施さなければなりません。
- 決められた時間間隔で部品や消耗品を交換する「時間的保全」
- 動作状態の監視によって異常を早期に発見する「状態監視保全」
これらを組み合わせて実施し、適切な処置を速やかに施すことで、修繕コストや、機器の性能低下によるエネルギー消費量の増加を防ぐことができます。
当社は、建築士による建築物診断や長年培った豊富なデータ・ノウハウを駆使して、建物のライフサイクル全体を見据え、コスト・性能の両面から最適な維持保全計画をご提案します。
保守点検設備の種類
- 冷暖房などの空調設備
- エレベーター
- エスカレータ
- 自動ドア
- 浄化槽
- 電気・ガス設備
- 給排水設備
- 換気設備
- 照明機器・音響・色彩
- 電話
消防・防災設備の保守点検管理
消防設備は、いつどんな時に火災が発生しても確実にその機能を発揮できるものでなければなりません。そのためにも日頃から消防設備の保守・点検が重要となります。
建物の所有者・占有者・管理者は、消防法によって適切な消防設備を設置することが義務づけられており、定期的に建物の用途や面積に応じた消防設備が正しく安全に機能しているかを点検し、消防長または消防署長に報告する義務があります。
また、定期点検は消防設備の種類により定められた資格者が行わなければなりません。
当社は、消防設備、消火設備などの最適な点検・整備計画を提案し、品質とコストのバランスの取れたサービスをご提供します。
警報設備
- 自動火災報知設備
- 漏電火災警報設備
- ガス警報設備
消火設備
- 消火器
- 室内消火栓設備
- スプリンクラー設備
- 水噴霧消火設備
- 泡消火設備
- 二酸化炭素消火設備
- ハロゲン化物消火設備
- 粉末消火設備
- 屋外消火栓設備
- 動力消火ポンプ設備
消防活動上必要な施設設備
- 連結送水管
- 非常用コンセント設備
- 無線通信補助設備
非常警報設備
- 非常電話
- 非常ベル
- 非常放送
- 非常電源(自家発電設備)
- 非常電源(専用受電設備)
避難設備
- 誘導灯設備
- 避難器具設備
- 排煙設備
外観点検
半年ごとに1回消防用設備等の配置状況、損傷の有無などを外観から点検します。また、その機能について、外観からまたは簡易な操作により判別できる事項を確認します。
総合点検
1年ごとに1回消防用設備等を作動または使用することにより総合的な機能を点検します。
報告書提出
建物(防火対象物)の用途によって年1回、または3年に1回消防署に報告書を作成し提出いたします。
保全業務
- 受水槽・高架水槽の点検整備
- 給排水管・排水槽の点検清掃
- 厨房排気設備の点検清掃
- 防虫・防鼠・蠅・ゴキブリ・ダニなどの予防、駆除
- 空気環境・室内照度測定
- 粉塵・CO・CO2・気流・相対湿度などの測定
- 建物等の営繕工事
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